第1回女性部会報告
平和の折鶴みんなで折る事に意味がある
秋厚労女性部始動
去る10月16日、今年度第1回目の女性部会が行われ、向う1年間の活動について話し合いました。今年度も、女性集会や母性保護・平和の折鶴など、例年同様の活動を行いますが、母性保護のイラストを公募したり、折鶴をより多くの人に折ってもらうなど、女性部が一味違います。
母性保護に関連するイラストや写真などを広く公募
16日に行われた第1回女性部会には、8支部14人が参加。今年度の活動の基本ラインを話し合いました。
それによると、部会は隔月に開催。女性集会を来年6月13日(土)に行うこととし、今後内容や会場を検討していくことになりました。また、例年どおり、母性保護に関する取り組みや折鶴を折って原水爆禁止世界大会に届ける運動などを行うことにしました。
一味違う今年の女性部
ただし、今年の女性部は一味違います。母性保護に関連するイラストや写真などを広く公募することになりました。もしかすると、応募作品の中から、全厚労女性委員会の全国ポスターに採用される可能性もあるとのこと。そこまで行かなくても、作品は有効に活用させていただきます。募集開始は1月を予定。秋厚労ニュースによって、全職場に呼びかけることになっています。
また、「平和の折鶴」も、病院で働く仲間全員、あるいは状況が許せば患者さん等にも力を借りて、ともかく「みんなで折ることに意味がある」と位置づけました。実は、折鶴は、集めてからが大仕事。色を分け、糸に通して綴る作業が大変なのです。これも、女性部員の皆さんに負担がかからないやり方を工夫して、何とかやってみることになりました。
院内保育所の見学も話題に
女性部会では、職場に係る話もたくさん出されました。時間外のこと、休みのこと、人手不足のことなど、話題は尽きません。例えば、看護師さんで言えば、病棟には一定の「人員配置の基準」があるものの、外来・手術・透析などの部門には基準がなく、籍だけを病棟に置く「ゆうれい看護師」を許す素地がある点も明らかになりました。
また、「母性への意識」と「子どもの障害の発症率」に因果関係があると論じる医師の講演も紹介され、学習の大切さが強調されました。さらに、最近、県内でも、24時間保育の院内保育所を開設するなど、「働き続けることができる」環境整備に努力している医療機関も少なくありません。そのような他院の「院内保育所の見学」も話題に上っています。
昨年の折鶴の綴り作業
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