秋田県厚生連労働組合
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(2007年4月12日付)

  〜不払残業撲滅デー

 職場に来てくれて。。。
    執行部の一言で勇気が出た

 去る3月20日から22日にかけて、「不払残業撲滅デー」の取り組みが行われました。ほとんどの支部で、執行部が職場を巡回。職場では、「執行部の人の一言が、嬉しかった」「今日こそは、時間外請求用紙を書こうと思った」と、執行部の行動に勇気をもらいました。

  ほとんど全支部で職場を見回り

 昨年11月17日に行った「ノー残業デー」では、1日だけの取り組みだっただけに、「その日は早く帰ったものの、翌日は2日分残業してしまった」などの問題点が浮上しました。もともと時間外労働は、人手不足のバロメーターです。人手が足りないのに、一律に「残業をしない日」と位置づけてしまえば、無理が生じます。
 そこで、この教訓をふまえて、今春闘では3日間の「不払残業撲滅デー」に取り組みました。今回は、「残業をしたら、かならず時間外手当の請求をする日」という位置づけです。

  絶対書こうと思った

 当日は、ほとんどの支部で、執行部が職場を巡回しました。職場では、最初は執行部が回ってきたことに少しビックリ。しかし、「今日は不払残業撲滅デーです。必ず時間外請求をしてください」の一言に、職場の仲間たちはニコッと笑顔になりました。「ご苦労様」と執行部に声をかける人も少なくありません。はじめは少し緊張気味だった執行部の人たちも、職場の歓迎ムードに元気が出てきます。職場の中には「ごめんなさい、今帰ります」と、謝る人もいました。執行部は「人手がないのだから残業はやむを得ない。その分、ちゃんと請求しようという取り組みです」と、あらためて趣旨を説明しました。

 この運動の反応が、その後続々と寄せられています。「執行部の人たちが職場に回ってきてくれて、とても嬉しかった」「いつも請求できないけど、今日だけは絶対時間外請求の用紙を書こうと思った」「皆で書こうと声をかけあった」「執行部の一言に勇気が出た」など、全体として好評です。また、職場長からも、「普段、時間外請求のことでは心を痛めているが、今回は不払残業撲滅デーに後押しされて、胸を張って職場の仲間たちに『時間外用紙書いてね』と言えた」という声も届いています。

本来使用者がやるべき労働時間管理

 

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